宮崎市に観測所を持つ京都大学防災研究所が、防災力の向上や研究に連携して取り組もうと、宮崎県と協定を結びました。

17日は、県庁で河野知事と京都大学防災研究所の中北英一所長が協定書を取り交わしました。

京都大学防災研究所の宮崎観測所では、山下裕亮助教らが日向灘地震や、1662年に発生した「外所地震」の調査・研究を行っています。

今回の協定では、こうした研究や防災教育などに連携して取り組んでいくことにしています。

(京都大学防災研究所 中北英一所長)
「普段からいろんなトレーニングを通して、(災害から)逃げられるような、そういうようなところに、協力をさせていただきたいと思いますし、一緒にアイデアをつくりだして(災害に)対応していこうと、そういうようなことができればと思っています」

京都大学防災研究所が自治体とこうした協定を結ぶのは、鹿児島県、京都府、高知県に次いで、4件目となっています。