皆さん、この漢字「蝗」は何と読むかご存じでしょうか?
正解は・・・「いなご」です。
宮崎市の宮崎神宮では、農作物を病虫害から守り、五穀豊穣を祈る「除蝗祈願祭」が行われました。
「蝗」を「除く」と書く「除蝗祈願祭(じょこうきがんさい)」は、宮崎神宮で毎年7月10日に行われている伝統行事で、害虫などによる被害が出ないよう五穀豊穣を祈るものです。
10日は祝詞が奏上された後、巫女が「豊栄の舞」を奉納しました。
このあと、参列者は神前に玉串を捧げ、今年の豊作を祈願していました。
(宮崎神宮 本部雅裕宮司)
「今から先は暑くなりまして、いっぱい虫が沸いたりあるいは大雨で、あるいは大風で、せっかく植えた稲が傷むというような時期になりますから、県内全域の田んぼの、稲作の豊作を祈願いたしました」
(参列者)
「正式な形で(除蝗祈願祭を)やっていただくと、やはり気持ちも落ち着きますし、安心するという気持ちであります」