今月から販売や野外への放出が禁止に 違反者には懲役・罰金も

こちらは、環境省が公開している動画です。
アメリカザリガニが水草を次々と切っていきます。
池の中の水草を食べることで、透き通っていた水も濁らせてしまいます。


身近な生物であるものの固有の生態系に悪影響を与えてしまうアカミミガメとアメリカザリガニ。

今月1日から、「条件付特定外来生物」に指定され、販売や、川に捨てるなど野外への放出が禁止されました


(大淀川学習館 濵田洋輔さん)
「どちらの種類も割と雑食性が強くて、また環境の変化にかなり強くなっております。もともと住んでいた生き物たちがどこか住めなくなっていなくなってしまったというような背景があります」


「条件付特定外来生物」への指定で野外への放出など違反した場合は、最大で3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が科されます。

(大淀川学習館 濵田洋輔さん)
「ちゃんと飼育ができるのかどうかっていうのを考えてもらって、生き物の命を預かるというところで最後まで、飼育、大事にかわいがってあげるっていうことが大切」