ゴールデンウィーク後半に入っていますが、「みどりの日」はお出かけするにはあいにくの天気となりました。
しかし、こうした天気でもにぎわいを見せたのが、国内最大級の照葉樹林がある綾町です。「みどりの日」に「みどり」を求めて多くの家族連れが訪れました。
(渕雅顕記者)「ぽつぽつと降る雨、きょうはあいにくの天気ですが雨の日でも楽しめるこの緑。すばらしい景色です」
ユネスコエコパークに登録されている綾町の照葉樹林。
新緑の季節を迎え濃淡に色づいた葉が、たちこめる霧と相まり幻想的な雰囲気を漂わせていました。
4日は、あいにくの天気でしたが、大自然が一望できる照葉大吊橋には、多くの家族連れなどが訪れました。
(おびえながら渡る子供)「こわ~い」
(訪れた人たち)「きれい。雨だからきれい。新緑ていう感じがして霧があって緑がきれいに光るし雨とかで」「雲の上にいるみたい。今から怖い橋をまた帰ります」
この後も雨の日が多くなりそうなゴールデンウィーク。
室内でのイベントを楽しむのもおすすめです。
綾町の綾ふれあい館では
県内の工芸職人の作品を集めた、展示販売会が開かれています。
これは、新型コロナの影響で、作品を発表する場が減った職人を支援しようと、町内で手作り家具を製作している内山篤さんが企画したものです。
会場には、県内の職人5人が手掛けたアクセサリーや革製品などおよそ200点が展示、販売されています。
(内山篤さん)「職人の技をお客さんに分かってほしいという気持ちでやっている。日ごろ量産店あたりでは見られない手作りの商品を味わって楽しんでほしい」
この展示販売会は、今月7日まで開かれています。