ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって2か月が経ちました。戦火を逃れるため国外へ避難したウクライナ人は400万人を超えると言われています。

4月、ウクライナ人の夫婦が宮崎で暮らす娘のもとへ避難してきました。爆撃におびえる日々を過ごしていた夫婦が戦地と化した祖国で見た光景、そして、思いを語ってくれました。

ウクライナ中部 チェルカースィに住んでいた2人


ウクライナ人のヴィクトルさん(71歳)と妻のヴィーラさん(72歳)。
穏やかな表情で会話する2人ですが、2か月前のあの日から、夫婦の生活は一変しました。

(ヴィクトルさん)
「朝起きて、近くで爆撃の音が鳴っていて、最初は信じられなかった。まさか、こんなことはありえないと。だけど、近くの街にミサイルが落ちて、音が聞こえた。初めて分かった。嘘ではないと」

ウクライナ中部に位置する都市、チェルカースィに住んでいた2人。

今年2月にロシア軍の攻撃が始まって以降、夜も眠れない日々が続きました。


(ヴィクトルさん)
「毎日、朝も昼も夜もずっと音が鳴っていた。だから洋服を着たまま寝ていた。荷物を詰めて、いつでも逃げられるように。街の近くに軍がいて、そこが爆撃されていて、それがずっと聞こえている状態だったから、いつ自分たちに来るのか分からない。それがすごく怖かった」

ポーランドへ避難 宮崎市在住の娘と再会


その後、ポーランドへ避難した2人。そこで、ボランティアに参加していた娘で、宮崎市在住のヴィクトリアさんと会うことができ、4月11日、3人で宮崎に帰ってきました。

(ヴィクトリアさん)
「私も、最初、正直、会えるか分からなかった。探していて、やっと見つけた。すごいびっくりした。すごくうれしかった。私もすごく安心して。何でも一緒にできます」

(ヴィクトルさん)
「すごく感謝している。私たちはすぐにポーランドから日本に着くことができた」