国内2例目となる魚の確認にも 珍しい魚を見つけると大学に
松尾さんの取り組みはこれだけではありません。
(ホテル丸万 松尾禎久さん)
「これは知人が釣ってきたカサゴなんですけど、この図鑑に載ってないんだったら、ものすごくレアな魚で」

毎朝、目井津港に訪れている松尾さんは、珍しい魚を見つけると研究材料として鹿児島大学に送っています。
去年は、国内2例目となる「キツネアカアジ」の確認にもつながりました。


(ホテル丸万 松尾禎久さん)
「今のうちに調べておけば、多分、時代が変わることによってその魚が増えていけば、これをどういった商品化にすればいいかっていうのが前もって考えられる。8(Q.楽しみですね) ワクワクしてます。毎日の楽しみ、これが」
お笑い芸人と協力して郷土料理「魚うどん」の新商品を開発
松尾さんはこのほかお笑い芸人のチキンナンゴーと協力して郷土料理「魚うどん」の新商品を開発。新たな特産品として、販売を目指しています。

(チキンナンゴー 山下翔大さん)
「かつおの魚うどんきっかけにして、今までピックアップされなかった魚がもっと商品化とかできればいいよね」
(ホテル丸万 松尾禎久さん)
「あとは何かを起こしてきっかけで地元にお客さんがこの南郷町に来てもらえば(いい)」


『こうやって売れるんだぞ』というシステムを作っていきたい
地元を盛り上げたいという思いを胸に松尾さんは日々、魚たちと向き合います。

(ホテル丸万 松尾禎久さん)
「とにかく南郷のために何か盛り上げていかないとっていつも思っています。漁師さんが南郷漁協に水揚げしたら『こうやって売れるんだぞ』というシステムを作っていきたいと思ってます」

※MRTテレビ「Check!」2月24日(金)放送分から