巡視船「きりしま」が宮崎海上保安部に新たに配属されたことを記念して、披露式と体験航海が行われました。

23日、日南市で開かれた披露式には関係者50人が出席し、巡視船「きりしま」の磯本隆典船長に花束が手渡されました。

このあと体験航海が行われ、参加者は油津港から沖合いまでをおよそ30分かけて往復しました。

巡視船「きりしま」は前後だけではなく左右に進むこともできるほか、感染症患者を搬送できるよう収容スペースも設けられています。

(巡視船きりしま 磯本隆典船長)
「新しい最新鋭の船ですので、十分に性能が発揮できるようにこれから訓練に励んで、一日も早く第一線で船を運用できるように乗組員一同を努力していくつもりです」