去年の台風14号の影響で運転を見合わせていたJR日南線の一部区間のうち、南郷・福島今町間が、21日、およそ4か月ぶりに運転を再開しました。
週明けの23日は、日南線で通学する高校生から運転再開を歓迎する声が聞かれました。
JR日南線は去年9月の台風14号により鹿児島県志布志市の線路下の盛り土が大規模に崩壊し、南郷・志布志間で運転を見合わせていました。
JR九州は復旧工事を進め、21日、南郷・福島今町間でおよそ4か月ぶりに運転を再開しました。
週明けの23日は、運転再開を待ちわびた高校生から歓迎の声が聞かれました。
(串間から乗車した高校生)
「ずっと待っていたので、やっと開通してくれてありがたいです」
「朝の時間が変わって、早くて起きるのが大変だったりしました。開通してうれしいです」
「すごく快適なので、このままちゃんと走ってくれればいいなと思います」
「開通する前はバス通(学)で、やっぱ毎日お母さんや父さんに送り迎えしてもらっていて迷惑かけたと思うので、これからは形で恩返し出来るようように、勉強や部活を頑張って、恩返ししていきたいと思います」
JR日南線の全線再開は3月末になる見込みで、福島今町・志布志間ではタクシーによる代行が続いています。