大雨のときなどに発表される警報や注意報などの「防災気象情報」。その新たな運用が28日から始まりました。
改めて内容を確認します。

河川氾濫、大雨、土砂災害、それに、高潮の4つについて、危険度を表す警戒レベルに応じて警報や注意報などの名称が統一されています。

「注意報」はレベル2、「警報」はレベル3など、その危険度に合わせて「レベル」と「数字」が設定されています。

こうしたレベルの設定は、実際の避難行動につなげる狙いがあります。

それぞれのレベルに対応した行動について、例えば、「レベル4危険警報」では危険な場所から全員避難となっています。
レベルごとの避難行動は基本的にこれまでと変わりはありません。

では、今回、注目するポイントです。

宮崎県内では土砂災害で亡くなるケースが多く見られますが、土砂災害に関する気象情報は発表のタイミングがこれまでと意味合いが異なります。

土砂災害に関するレベル4は、過去の重大な土砂災害が起きた時のような雨の状況が基準として設定されています。

そのレベル4の基準に到達することが予想される場合に、まず、レベル3が発表されます。
これは、レベル4の基準に到達するおおむね3時間から6時間前とされています。

ということは、「レベル3警報」は「レベル4危険警報」が前提となった発表になるということです。

「レベル3土砂災害警報」が出されたら、「レベル4危険警報」が迫っていると危機感を持つ必要があります。

そして、「レベル4危険警報」については、レベル4の基準の2時間前までに発表されます。
つまり、その2時間は私たちが安全を確保するための時間ということです。

その前の「レベル3土砂災害警報」が発表されたら、私たちはキキクルを見て、自分のいる場所の危険度を確認するなどして、避難行動を始める必要があります。

自分の身を自分で守るという意識を持って、28日から始まった新しい防災気象情報に注目してほしいと思います。