9日は成人年齢が18歳に引き下げられて初めての「成人の日」です。

多くの自治体で成人を祝う式典は20歳を対象に行われましたが、18歳で新成人となった人たちは、どのように「成人の日」を迎えたのでしょうか?

8日、宮崎市で行われた「はたちの集い」。

去年までの成人式に代わる式典として20歳を対象に行われました。

成人年齢の引き下げに伴い、県内では、美郷町が去年8月に成人式を開催。

それ以外の市町村は、すべて20歳を対象に式典を開いています。

それでは新成人となった18歳は、「成人の日」をどのように過ごしているのでしょうか。

(報告・渕雅顕)「きょう成人の日を迎えた新成人ですが、受験を控えた18歳の新成人は黙々と勉強に取り組んでいます」

宮崎市にあるこちらの学習塾では、成人の日の9日も、熱心に勉強に取り組む受験生の姿がみられました。

(受験を控えた新成人・18歳)「18歳になったとはいってもまだ高校生で自分としては実感がわかない」
「大人になったという実感を感じながら来週ある共通テストの方に向けて勉学に励んでいきたい」
「医療系の仕事について周りの人も助けられるような大人になりたい」

受験を控えた18歳の新成人にとっては、人生の目標を見据えて努力を続ける「成人の日」となっているようです。