私立高校の授業料実質無償化で、公立離れが浮き彫りとなる中、新たな方針です。
宮崎県教育委員会は、県立高校の新たな入試制度の素案を公表、この中で、推薦入試を廃止する方針を示しました。

県教育委員会が公表した新たな入試制度の素案では、現在、別々の日程で行われている推薦入試と一般入試を統合し、「前期入学者選抜」として一本化。

これにより、2022年度から実施されている生徒自らが推薦書を書いて提出する「自己推薦方式」をなくす方針です。

一方、スポーツ推薦については、今後検討することにしています。

さらに、複数の高校に出願できる制度の導入も検討されていて、受験生が第一志望校に挑戦しやすい環境づくりを目指すとしています。

新たな入試制度は、現在の中学1年生が受験する2027年度実施の試験から導入を想定しています。

(宮崎県高校教育課 佐々木未応さん)
「推薦入試と一般入試のそれぞれのよさをかけ合わせて受験生の多彩な資質能力に光を当てて評価して、それをまた高校での学びにつなげていく」

県教育委員会は、25日から4月24日まで、この素案について県民からの意見を募集していて、夏ごろには、新たな方針を公表することにしています。

推薦入試と一般入試の一本化により、受験生や学校の負担軽減が期待されています。

県内でも高校の公立離れが深刻化していますから、今後、入試制度だけでなく、さまざまな点で見直しがありそうです。