串間市の官製談合事件をめぐり、元副市長に対し無罪判決が出た裁判で、宮崎地検が、24日、控訴しました。
串間市の官製談合事件をめぐる裁判では、福添忠義元副市長が、おととし行われた市発注工事の指名競争入札に関して、有罪判決を受けた業者ら3人と共謀し、特定の業者に有利な選出案を市職員に作らせた罪などに問われました。
今月10日の判決公判で、宮崎地裁は「故意や共謀が認められない」などとして、福添元副市長に対し、無罪を言い渡していました。
宮崎地検は24日付けで控訴し、金井洋明次席検事は「判決内容と証拠関係などを精査検討し、上級審で判断を仰ぐのが相当と判断した」とコメントしています。







