宮崎県警と警備会社が連携した不審者の対応訓練が宮崎市で行われました。

(玉岡克希記者)
「こちらでは、県警備業協会の会員が、警察官の指導の下、護身術の訓練を受けています」

これは、県内の犯罪件数が増加傾向にあることを受け、県警備業協会が初めて実施したもので、警備員や警察官などおよそ30人が参加。
まずは、警備員らが一般的な護身術を学びました。

続いて、施設内に不審者が侵入した想定で実践的な訓練が行われ、参加者が護身術を駆使して不審者を追い払う一連の動きを確認しました。

(宮崎県警備業協会 末益秋仁会長)
「犯罪が巧妙化・高度化しているので、それに耐えうる警備体制を作っていきたいと思っています」

県警本部によりますと、今年6月までの犯罪件数は2234件で、去年より223件増えているということです。