29日の夜に放送された「マツコの知らない世界」でも紹介されていた宮崎県小林市野尻町のイルミネーションについてです。
毎年、国道沿いの2キロに渡って住宅や店舗などが彩られ、町全体が華やかな雰囲気になるこのイルミネーション。
町内一斉に点灯するのは、今シーズンが最後となります。
壁一面を彩る白いライトやクリスマスの装飾。
イルミネーションで輝く野尻庁舎です。
小林市野尻町で11月27日から行われているイルミネーションの一斉点灯。

道の駅「ゆ~ぱるのじり」では丘の斜面にきらびやかな装飾が施され、訪れる人たちを楽しませています。
(家族連れ)
「楽しかった」
「しょっちゅう通るので、よく楽しませてもらっています。毎年きれいだなと思ってみていたので」


そして、野尻町のイルミネーションの見どころといえば、およそ2キロにわたって彩られている国道268号沿いの住宅や店舗です。


20年前、地域を活性化しようと、20人ほどの住民が始めたこのイルミネーション。
年々、参加者が増え、今では75万球のライトが町を彩っています。
(野尻町イルミネーション協議会事務局 吉丸典宏さん)
「みんな趣向を凝らした面白いイルミネーションを設置しています。特段これをやってくださいと言うのはないので、皆さん楽しみながら設置している」


町内外から多くの人が訪れ、野尻町の冬の風物詩となったイルミネーション。
しかし、住民の高齢化などを理由に、町内の一斉点灯は今シーズンで最後となりま
す。


(野尻町出身の男性)
「毎年どんどんきれいになっている気がして、せっかくだから見なきゃと思ってきました。小さい頃からやっているので寂しい気はしますね」

(野尻町イルミネーション協議会事務局 吉丸典宏さん)
「20周年の集大成とまでは行かないかもしれないですけど、ぜひ、歩いてイルミネーションを近くでご覧になっていただきたいなと思います。楽しい装飾なんかもありますので、ご家族、ご友人と一緒にお越しいただければと思います」



地域一体となって作り上げてきた野尻町のイルミネーション。
来年1月7日まで点灯が行われます。