「レモネードスタンド」という活動をご存じでしょうか。

「レモネードスタンド」とは、レモネードを売ってその収益で小児がん患者を支援するという取り組みです。

先週末、延岡市で行われた活動では、小児がんで兄を亡くした9歳の女の子も参加しました。

お兄ちゃんのような人を助けたい

先月、延岡市内で行われたのは、レモネードスタンドの準備会。
市内で在宅医療を提供する「縁・在宅クリニック」の職員の子どもなど10人が集まりました。

(塩見千咲さん)
「塩見千咲です。小学4年生です」

延岡市内に住む塩見千咲さん、9歳。
千咲さんは、去年、兄の亮人さんを脳幹グリオーマという小児がんで亡くしました。

兄のような人を少しでも助けたい。そんな思いでレモネードスタンドへの参加を決めました。

(塩見千咲さん)
「私のお兄ちゃんも病気だったので、お兄ちゃんのような人を助けたいのと、お兄ちゃんの病室の看護師さんが、このイベントやってみないと聞いてくれたので、いろんな人助けてあげたいと思って参加した」