宮崎県日南市の中学校では高齢者や障害者の生活を疑似体験する授業が行われ、生徒たちが福祉について理解を深めました。
この福祉体験学習は、生徒たちに社会貢献の意識を高めてもらおうと、日南市の榎原中学校で行われました。
10日は3年生9人が車いすに乗ったり動かしたりしたほか、視界が悪くなるゴーグルや関節が動かしづらくなるを器具を装着。
動きが制限される中で、新聞を読んだり、階段を上ったりして高齢者の生活を疑似体験しました。
(生徒)
「視界が悪く動きづらかった。何もできなかった。高齢者などは視界が悪いので困っていたら助けようと思った」
「介助の仕事をする人はすごいと思った。自分もみんなの支えになれるような働きをしたい」
生徒たちは、今回の学びをいかして、9月に高齢者施設を訪問することにしています。