5人にとっての集大成の夏

5人にとっての集大成の夏、プレイボール。

先発をまかされたのは田中。
思い通りの投球ができず、打者9人に投げたところで無念の降板。同期にマウンドを託します。

しかし、その後の自分の打席では、ライト前ヒット。見事、バットで取り返しました。

ムードメーカーの甲斐京悟は、最後の最後まで気迫のフルスイング。

甲斐祐太朗は軽快な守備のほか、自慢の足で盗塁を成功させました。

背番号発表のとき、誰よりも悔しさをにじませていた菊池。
9点ビハインドの5回、チャンスで打席が回ってきます。

3年間の想いを乗せた打球は反撃のタイムリーヒットとなりました。

(菊池の父 正和さん)
「見ていて、楽しく過ごさせてもらいました。泣きましたけどね」