天気の変化で生じる体の不調、「天気痛」。
MRTアプリを使用したアンケートで、MRTテレビ「Check!」の視聴者のみなさんに「天気痛」について聞いたところ、約7割の人が「天気痛」があると回答していました。
Q.天候の変化による体の不調を感じたことがありますか?(回答数 734)
(1)ある 68% (2)ない 32%

また、民間の気象情報会社ウェザーニューズが行ったアンケート調査でも、日本人の7割が「天気痛」を自覚しているそうです。
どんな人に症状が現れやすいのか、また、その対処法を取材しました。
「天気痛」のメカニズムは?
(記者)
「気圧が低く、湿度が高い時などに感じる体の不調を『天気痛』と言います。皆さんは天気痛を感じることはありますか?」
(街の人)
「くもりの日は頭が痛くなったりします」
「急に低気圧がきたり、雨がきたりとか、気温の差があるときに頭痛があったりします」
「雨が降りそうなときとか、どんよりしているときとかに頭が痛くなったり、目の奥がずーんと痛くなったりとかはあります」

多くの人が悩まされている「天気痛」。一体どのようなメカニズムで発生するのでしょうか。
愛知医科大学病院で気象病外来・天気痛外来を担当する佐藤 純 医師に聞きました。
(愛知医科大学 佐藤 純 医師)
「耳の奥の内耳と呼ばれるところにある気圧センサーが反応するということだと思います。気圧がブレたりいろいろして身近な大気環境が変わっていくことに対して、脳がストレスと感じて自立神経に発動する」

