障害がある子どもたちも楽しく遊べる遊具が宮崎市の清武総合運動公園に登場しました。
設置されたのが「インクルーシブ遊具」と呼ばれるものです。どんな特徴があるんでしょうか?
宮崎市の清武総合運動公園に登場したカラフルな遊具。
「インクルーシブ遊具」と呼ばれるもので、宮崎市がおよそ1億6000万円をかけて整備しました。
(廣末圭治記者)
「こちらのアスレチック、滑り台もついていますが、その横にはこのようにスロープがついていて、車いすに乗っているお子さんも保護者の方と一緒に上まで乗って遊ぶことができます」
「インクルーシブ遊具」は、障害の有無などに関係なく誰でも楽しく安全に遊ぶことができます。
ハーネスがついて、座った姿勢でなくても安全に乗れるブランコに、座面が広い回転遊具などもあり、子どもと一緒に大人も楽しむことができます。
また、遊具の周りの地面には柔らかいゴム素材が使われています。
(園児の保護者)
「安全性が一番気になるので、こういう遊具がいっぱいあるとすごく助かる」
「ここ(ブランコのチェーン)もちゃんと手が挟まらないようになっていて、すごく安心」
(宮崎市清武総合支所 橋本紘樹さん)
「インクルーシブ遊具は、さまざまな方に遊んでいただける遊具なので、いろんな方が遊びに来てくれるのではないかと考えている」
「インクルーシブ遊具」が宮崎市内に設置されるのは初めてということです。