野生馬が生息する宮崎県串間市の都井岬で、今年初めてとなる赤ちゃん馬「春駒」が誕生しました。
「御崎馬(みさきうま)」として親しまれ、国の天然記念物にも指定されている都井岬の野生馬。
7日午前、監視員が、この春初めてとなる「春駒」の誕生を確認しました。
確認されたのは青毛のメスで、小さな体で母馬に寄り添い、時折、ウトウトと目を閉じて愛くるしい姿を見せていました。
今回の春駒の誕生で、都井岬の野生馬は合わせて101頭になりました。
野生馬の出産はこれからピークを迎え、今年は例年並みの20頭ほどが生まれる見込みです。
都井御崎牧組合では、野生馬に触れないなどルールを守って見学してほしいと話しています。