リコールの成立で解散したことに伴う、宮崎県川南町議会議員選挙が、25日、告示されました。
選挙は定数13に対して19人が立候補し、このうち、10人が前職となっています。
川南町議会をめぐっては、新しい中学校の建設計画をきっかけにした対立や、副町長選任の人事案など複数の議案が否決や不同意になったことを受け、町民グループが「機能不全に陥っている」としてリコールを本請求。
そして、議会の解散の是非を問う住民投票が今月9日に投開票され、賛成票が過半数となり、議会は即日解散しました。
出直しとなる町議会議員選挙は、25日、告示日を迎え、立候補の届け出を済ませた候補者が支持を訴えていました。
選挙では、定数13に対して19人が立候補していて、候補者の内訳は、前職が10人、元職が2人、新人が7人となっています。
(有権者)
「何回もいろいろ大変ですね。早く落ち着いてほしい」
「本当に町民のことを、町政のことを考えてくださる方を見極めて、投票したいと思っている」
川南町議選の投票は3月2日に行われます。