今の時期、子どもの進学で制服などの準備を進めている家庭も多いのではないでしょうか。
こうした中、家計や環境への負担軽減の観点から学用品のリユースが広がっています。

地域と学校が連携したリユースの新たな取り組みを取材しました。

使われなくなった学用品を必要な人に無償で

宮崎市の学園木花台小学校。
今月9日の日曜日、敷地内にある建物で行われたのは、入浴剤を作るワークショップです。

参加者たちのすぐそばには、学生服や体操服、それにランドセルなどが並んでいます。

実は、これらは使われなくなった学用品で、必要な人に無償で譲っています。

(学生服を探しにきた親子)
「ほかにもたくさん揃えないといけないものがある。進学に向けて必要なお金も貯めていかないといけないので、すごく助かる。通い慣れた学校で(リユースが)あるというのはすごくいいなと思う。私たちも来やすいのでありがたい」