障害者スポーツへの理解を深めます。
車いすバスケットボールの元日本代表だったパラアスリートが宮崎市の中学校を訪れ、スポーツの楽しさを伝えました。

この授業は、日本財団パラスポーツサポートセンターが、全国の学校で、毎年、実施しているもので、21日は、宮崎市の生目台中学校の1年生56人が参加しました。

講師を務めたのは、シドニーパラリンピック™男子車いすバスケットボールの元日本代表でキャプテンを務めていた根木慎志さんです。

生徒たちは、車いすバスケに挑戦。
車いすの操作に戸惑いながらも、パラスポーツの楽しさを感じていました。

そして、根木さんは、車いすバスケを通じて感じたことを生徒たちに語りました。

(車いすバスケ日本代表元キャプテン 根木慎志さん)
「車いすバスケットボールの場合は、その中で障害が軽い人、重い人がいる。相手のことを思いやる気持ちとか、考えるというのがもっと深まったような気がする」

(生徒)
「(根木さん)すごく明るくて何事にもチャレンジしていて、楽しそうな人だなと思った」
「(車いすバスケは)難しかったけど、とても楽しかった。チャレンジ精神を持って、これから生活したい」

車いすバスケの体験授業は、23日までに宮崎市内3校の小中学校でも行われます。