さまざまな事情から家庭にいられなくなった若い女性を対象にした専用の自立援助ホームが宮崎市に開所しました。

この自立援助ホームは、鹿児島県に本社を置く一般社団法人「iBASHO(いばしょ)」が今月1日に宮崎市に設けたものです。

自立援助ホームは、父母の虐待や死別などの理由で働かざるを得なくなった、原則15歳から20歳までを対象に暮らしの場を提供する施設で、これまで県内には宮崎市と延岡市に合わせて3つの施設が開設されていました。

ただ、すべて男女混合の施設だったことから「iBASHO」では今回、県内で初めてとなる女性専用の施設を設けたということです。

(iBASHO宮崎 内田幸太施設長)
「虐待や死別、貧困などいろんな理由があると思うが、何かしら家庭に居場所がないと感じている方は、まずは気軽に問い合わせしてほしいと思う」

施設の定員は6人で、1日3食の食事が提供されるほか、スタッフが24時間常駐し生活をサポートします。