平和学習を通して交流を深めました。
沖縄県浦添市の中学生が日向市を訪れ、地元の中学生と交流しました。
日向市には、戦時中、沖縄県の浦添市から児童ら130人が疎開し、その縁で交流を続けています。
22日は、浦添市の中学生平和交流団のメンバー10人が日向中学校を訪問。
学校で開かれた交流会では学童疎開日向・浦添交流会の甲斐誠二事務局長が、学童疎開の児童と共に過ごした戦中戦後の厳しい生活について話し、「戦争という歴史を二度と繰り返してはならない」と呼びかけました。
このあと生徒たちが意見交換し、平和の実現のためには、戦争のことを子どもたちに伝えることや平和の大切さを発信することが必要などと発表しました。
(浦添市中学生平和交流団・仲村琥亜(こあ)さん)「将来自分たちが大人になって代表してやっていくと思うので、こういう平和のことについて考えるのは大切なことだなと感じました」
(日向中学校2年・坂本宗駿(そうしゅん)さん)「みんなで次の世代の人たちに戦争のことについて伝えていくことが大事だと思いました」
最後に生徒たちは、それぞれの地元の踊り、沖縄のエイサーと日向ひょっとこ踊りを披露し、交流を深めていました。







