資産形成などへの関心が高まる中、宮崎県新富町で親子で学ぶ「キッズマネースクール」が開かれました。

(宮崎キッズマネースクール講師 阿万愛さん)
「投資聞いたことがあるっていう人?・・お、すごい」

18日、開かれた、キッズマネースクール。
子どもたちにお金について学んでもらおうと、「一般社団法人日本こどもの生き抜く力育成協会」が開きました。

参加したのは、小学4年生から6年生までの児童とその保護者。

(宮崎キッズマネースクール講師 阿万愛さん)
「投資っていうのは会社を応援することです」

子どもたちはまず株式投資の仕組みについて学びます。

(宮崎キッズマネースクール講師・阿万愛さん)
「商品を開発するお金を、みんなに出してほしい、アイスを開発するから。たくさん売れてもし儲かったら、みんなに山分けします。でも、失敗したらごめんなさい」

投資した会社が成功すると、配当金などがもらえることを教わった子どもたち。このあと、投資ゲームに挑戦しました。

(宮崎キッズマネースクール講師 阿万愛さん)
「パンダのドーナツ屋さんです。ぼくは野菜きらいの子がおいしく食べれらる栄養満点のお菓子を開発中です。みんなぼくに投資してくださいお願いします」

1000円を元手に、クマのプリン屋さんや、SNS映えするケーキ屋さんなど4つのお店のうち、応援したいお店の株をどのような配分で買うか考えます。

(小学生がクマのプリン屋さんに10株)(講師)「おお!攻めるねえ」

(講師)「ゾウさんなんでいい?」(小学6年生)「インスタ映えするから」

そして、それぞれのお店の株価が上昇するか、それとも減少するかのカードを引いて、株価変動を体験。

(小学4年生)
「テイクアウト商品がたくさん売れる、株価上昇、プラス20円」
(小学5年生)
「新商品が不評、株価下落マイナス30円」

投資にはリスクがあることも学びました。

(小学6年生)
「(投資について)知らなかったから、きょう学べてよかったなと思いました。お金怖いなと思いました」
(小学5年生)
「(将来お金を)頑張って貯めて、投資をしたり、いろんなことに使いたいと思います」

主催者によりますと、物価上昇などを背景に、キッズマネースクールの参加者は増えているということです。

(宮崎キッズマネースクール講師 鶴田隆二さん)
「お金の大切さ、そして向き合い方、そして、親への感謝、お仕事ってすごく楽しいものだよっていうところを、われわれはスクールを通してお伝えしたいと思っております」

※MRTテレビ「Check!」5月20日(月)放送分から