9日の宮崎県内は久しぶりに青空が広がりました。
春らしい陽気となった9日、各地で、見ごろを迎えたツツジや堤防に掲げられたこいのぼりを楽しむ人たちの姿が見られました。

真っ赤に染まった斜面。
小林市野尻町の萩の茶屋では、およそ2ヘクタールの斜面に3万本のツツジが植えられていて、現在、見ごろを迎えています。

9日は多くの行楽客が訪れ、ツツジに囲まれた小道を散策したり、写真に収めたりして春の風情を楽しんでいました。

(訪れた人)
「ずっと雨ばっかりだったから気分が良いです、きょうは」
「壮観、良い時に来たと思う」

また、周辺には八重桜や藤の花も咲き誇り、ツツジとのコラボを楽しむことができます。

萩の茶屋のツツジは今週いっぱいまで見ごろで、夜間は、ライトアップも行われています。

一方、こちらは、都城市の庄内川の堤防。

来月の端午の節句を前に、子どもたちの健やかな成長を願って、こいのぼりが掲げられています。

こいのぼりは、地元の商工会が30年以上前から毎年この時期に掲げ、春の風物詩になっていて、今年は、150匹が悠々と泳いでいます。

(訪れた人たち)
「楽しかった。泳いでいて気持ちよさそうだった」
「きれいだった」
「こいのぼりみたいに大きくすくすくと育ってほしい」

庄内川堤防の「こいのぼり」は、来月11日まで楽しめるということです。