おととし、宮崎県日南市の砂浜で4歳の男の子が波消しブロックの隙間に落ちて死亡する痛ましい事故がありました。
県は、再発防止策として、現場にある波消しブロックを撤去することを決めました。
おととし4月、日南市伊比井の砂浜で、家族と一緒に訪れていた4歳の男の子が波消しブロックの隙間に落ち、砂に埋もれて死亡しました。
県が事故原因を調査したところ、雨で波消しブロック近くの水路に強い流れができ、ブロック下の砂が吸いだされて空洞ができていたことがわかりました。
県は、再発防止策として、現在設置されている波消しブロック360個を撤去することなどを決め、今年11月ごろから工事を開始する予定です。
また、事故が発生して以降実施している立ち入り規制や見回りについては、対策工事が完了するまで継続するということです。