先月、宮崎県内で倒産した企業は4件で、負債総額は11億5800万円となっています。
民間の信用調査会社3社によりますと、先月、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は4件で、負債総額は11億5800万円でした。
新型コロナ関連の倒産は2件で、このうち、パチンコ店を経営していた串間市の企業はコロナ禍で売り上げが激減し、去年11月ごろ事業を停止。負債額は9億3800万円でした。
今後の見通しについて、東京商工リサーチ宮崎支店は「コロナ禍で売り上げが落ち込んだ企業を支援するゼロゼロ融資の返済が本格化する中、中小・零細企業などの倒産が増える可能性が高い」としています。