今月1日から就職活動が解禁となり、来年春に卒業する学生たちの就職活動が始まりました。
売り手市場の中、学生は何を求めているのか、そして、企業はどのように人材を確保するのか、宮崎県内の就職戦線を取材しました。

宮崎市で開催された合同会社説明会。
県内外およそ100社の企業がブースを構え、6日までの2日間で、県内の大学生らおよそ450人が参加しました。

(三浦功将記者)
「大企業が賃上げに力を入れている今、就活生はどんなことを重要視して企業選びをしているのでしょうか」

「給与」や「福利厚生」など、企業を選ぶうえで重視するポイントを学生に聞いてみると。

(学生)
「一番は福利厚生。働きやすさとかワークライフバランスを重視して働きたいと思っているので」
「福利厚生を見ている。将来的にもライフイベントがあると思うが、そういうことがあっても、長く働き続けたいと思っている」

一方、社風や仕事内容を重視している学生も。

(学生)
「デスクワークだけじゃなくて外に働いていけるようなところで働きたいと思う」「私は社風が大事。人間関係で悩む人も多いと聞くので、社風とか雰囲気とか見て選ぶのは大事かなと思っている」

また、生活や自分の趣味のため「給料」をポイントにしている学生もいました。

(学生)
「自分も給料。サッカーが好きなので、試合を見に行くために使える分を持っておきたい」

宮崎県内140社のうち26社で初任給を引き上げ

売り手市場が続く今年の就職戦線。
企業がアピールしている一つが「初任給の引き上げ」です。

(三浦功将記者)
「こちらの企業は初任給に力を入れていて最大で5万円アップ。なんと27万円となっています」

マイナビによりますと、県内では140社の事業者のうち、36社が来年春から初任給をアップ。

来年4月の初任給の平均はおよそ20万4000円と、今年より5000円のアップが見込まれています。

こちらの配合飼料メーカーはここ数年、内定を出しても辞退する学生が続出。
そこで、来年は初任給を最大2万円引き上げました。

また、完全週休2日制や年間130日以上の休日など福利厚生もアピールして人材を確保したいとしています。

(九州昭和産業総務部 中屋 格 課長代理)
「いろんな新しい考えとか、いろんな新しいやり方を考えていかないといけないというのを含めて、どうしても新卒というところで新しい風を入れたいという考えとなっている」

ただ、学生の声からも分かるように企業選びのポイントは様々。

働き方も多様化する中、「自分らしく」働ける環境を求める学生が多いようです。

(マイナビ宮崎支社 亀澤文二支社長)
「自分が安心して働ける会社、そういったところを選んでいると思うので、初任給給与の部分はもちろんだが、福利厚生だったり、キャリア支援をどれだけしてもらえる会社なのかというところも選択肢の一つになっているかと思う」

優秀な人材を勝ち取るため企業のアピール合戦はますます加速していきそうです。

※MRTテレビ「Check!」3月7日(木)放送分から