1日の地震で震度5弱を観測した石川県内灘町。
JNN取材団・山崎匠記者
「石川県内灘町です。地震の影響で歩道は隆起し、建物は沈み込んでしまっています」

1階部分の半分ほどが沈み込んだ建物に…液状化で道路が隆起し傾いた家屋。
JNN取材団・山崎匠記者
「避難所の前の道なのですが、液状化現象の影響で道路が歪み、大変危険な状態」

内灘町では4日夜の時点で地震によるけが人の情報や「明らかに全壊」といった家屋の被害は入ってきていないということですが、揺れや液状化の影響が激しく、市民生活がままならない状態が続いています。

内灘町民は…
「ここは平らで駐車場だった、車4~5台置ける。あっちから見ていたらみるみるうちに盛り上がってきて。ミシミシミシ…って上がってきた」

こちらの男性は近くの小学校に避難していますが、十分な情報が入って来ないことで、不安や怒りを募らせる避難者も多いと話します。
内灘町民は…
「もちろん順番があるのは分かりますけども情報が全くないからこの辺の人たちもいら立って。町は何しているんだと怒りが出てきているから大変」

内灘町では4日午前10時から市役所の窓口で罹災証明の受付をはじめ、初日は100人ほどの列ができたということです。