その最大の特徴が郵便局の空きスペースを活用すること。
診療は、七尾市の「ねがみみらいクリニック」が担当します。
ねがみみらいクリニック 根上昌子院長「定期的な受診があるのでその時に検査をしたり実際に体を触って診たりしているので、画面越しでも顔色を見たり血圧の数字を聞いたりして診療が出来るんです」

根上昌子院長は、定期的な受診があればオンライン診療で分かることも十分あると有効性を強調します。
またパソコン操作が苦手な高齢者にも郵便局員がサポートし、診察代もその場で支払うことができるほか薬が必要な場合は、後日、自宅に郵送されます。

務省北陸総合通信局 菱田光洋局長「郵便局員がどういうサポートをすればいいのか3か月の間検証するので、それを踏まえて近いうちに実サービスとして全国に広がればいいと思っている」

各地で進行している過疎化と高齢化。
住みやすさを維持する取り組みこそ2つの地域課題に歯止めをかけるためのカギとなりそうです。