全国的に進む高齢化と過疎化。
今、この2つの地域課題解決に向けた様々な動きが石川県内でも見られています。
県内で始まっている過疎化対策への動きを紹介します。
金沢大学の学生と准教授「二人、二人に分かれて。こちらはしまむらチーム、そっちは無印良品チーム。わかりました。」
大学生たちが進めているのは衣料品店の「しまむら」と「無印良品」の商品の移動販売会の準備。

11月28日、石川県と隣接する富山県南砺市、平地域で行われました。

平地域の人口はおよそ820人、高齢化・過疎化が進む地域です。
しまむら店員と大学生「柄の方を前の方に目立つようにして、同じようなものでまとめていただい方がお客さんが選びやすくなる。はいわかりました」
この移動販売会を企画したのは金沢大学で地域課題の解決について研究している篠田隆行准教授です。
金沢大学先端科学・社会共創推進機構 篠田隆行准教授
「中山間地域というエリアはここに限らず全国的にも高齢者の方が多くて免許返納とかで買い物に行く機会がどんどん厳しい環境になって来ている。この問題をそのまま見過ごすわけにはいかないので地域の方々と話し合いながら企業の力も借りて移動販売会を実施している」
