北陸新幹線の延伸に伴い、IRいしかわ鉄道が来年3月に金沢より西の区間で営業を開始するのに合わせ、石川県白山市に新たに設置される西松任駅を田村市長らが視察しました。
記者
「白山市北安田町で建設が進む西松任駅です。駅名の横にはIRのロゴマークも掲げられています」
松任駅と加賀笠間駅の間に新設される西松任駅は地元からの要望を受け自治体が費用を負担する請願駅として、3年前から建設が進められています。25日は白山市の田村市長らが現地を視察し、工事を行うJR西日本から進捗状況などの説明を受けました。総事業費はおよそ19億5000万円で、駅舎は改札口の設置や内装の整備を除くおよそ9割が完成しているということです。市の推計では1日あたり1900人の利用者を見込んでいます。
田村敏和 白山市長
「白山市以外の学校へ通う高校生とか非常に利便性が上がる。金沢駅や小松駅に対し、多くの一般の方もここから乗ってもらって新幹線を利用してもらいたい」
10月29日には地域住民を対象び見学会が予定されていて、来年3月16日に無人駅として開業します。