実際にやってみた…首筋やわきの下を冷やすより即効性ある

10秒ほど浸しただけでも表面温度が2度以上下がりました。氷水ではなく、水道水がおススメですが、冷えたペットボトルを握り続けても効果はあります。

赤十字救急法指導員 森岡誠人さん
「タオルを湿らせてしっかり濡らした後、うちわなどであおいで気化熱を利用することで体全体の熱を取っていくという方法もあります」

濡れすぎても蒸発しないので注意

気化熱を利用して体温を下げることも有効です。

濡れタオルで体をふきながら地肌を団扇で仰ぐだけでも温度は下がります。これらの対処をしたからと油断は禁物です。

赤十字救急法指導員 森岡誠人さん
「その日の夜であったりとか具合が悪くなることがありますので、吐き気、頭痛、あとは全身のけいれんなどの症状がみられた時には、すぐに医療機関を受診することが必要になってきます」

いかに周りの人が熱中症に気づけるか。
普段とは違う異変を感じたら、すぐに対処することが大切です。