マイカー通勤をする人に鉄道やシェアサイクルなどの公共交通を利用してもらうため、金沢市は今年9月から社会実験を始めます。金沢市は県などと連携して、今年9月1日から11月末までの3か月間、シェアサイクルを活用した公共交通機関の利用を促す社会実験を行います。

対象となるのは、新たにIRいしかわ鉄道の通勤定期券とシェアサイクル「まちのり」を組み合わせて通勤する人で、まちのりの月額利用料に相当する1650円が差し引かれます。(※まちのりHP内専用フォームからの申し込み)ICOCA通勤定期を利用していることや、発着駅に金沢駅または東金沢駅が含まれることなどが割り引き適用の条件となります。

村山卓 金沢市長
「自家用車でなくてもIRいしかわとまちのりを使えば通勤場所に到達する。利便性を感じてもらう期間にしたい」

定員は毎月200人となっていて、市は参加者に対してのアンケートも実施する予定です。