今月12日の線状降水帯により猛烈な雨が降った石川県津幡町では、16日からボランティア募集の範囲を広げ住民と共に復旧作業を進めています。

家具を運ぶ人(石川県津幡町、午前10時ごろ)

15日からボランティアによる活動が始まっている津幡町では、より多くの人手が必要としてかほく市・津幡町・内灘町の住民に限定していた募集の範囲を12日から県内全域に拡大しました。

金沢市の人は…
「一刻も早く戻れるように努力して一生懸命ボランティアしたい」
津幡町の人は…
「自分の地元のために何かできることはないかと思って頑張りたいと思う」

県内に今年初の熱中症警戒アラートが発表される中、100人近くのボランティアが住民と一体となり泥だらけになった畳やタンスの運び出しをしました。

住民は…
「ボランティアの人がおいでると聞いていたもので、ぜひお願いしたいなと。助かるね、年より2人なので」

津幡町では少なくとも2週間先までボランティアの募集を続けるということです。