夏の甲子園出場をかけた全国高校野球選手権石川大会が11日開幕しました。4年ぶりに声だしの応援やブラスバンドでの応援も解禁され、球児たちの熱い夏が始まりました。

金沢市の石川県立野球場で行われた開会式では、去年の優勝校・星稜を先頭に、出場する43チームの選手たちが堂々の行進を見せました。選手宣誓は門前の中村光志主将が務め、新型コロナや地震を乗り越えて出場する選手を代表して活躍を誓いました。

選手宣誓 門前高校 中村光志主将
「宣誓。2023年夏、さあ行こう僕らの夢へ。支えてくれるすべての方にありがとう。大好きな野球ができることにありがとう」
開幕試合は寺井と鶴来の対戦。スタンドでは4年ぶりに声だし応援やブラスバンドによる演奏が解禁され、熱の入った応援が繰り広げられていました。
応援の生徒
「今年の方が盛り上がって良いと思う」
試合は6対5で寺井が勝ち、2回戦へ駒を進めました。12日は県立野球場で1回戦の3試合が予定されていて、日程が順調に進めば、決勝戦は今月27日に県立野球場で行われ、県代表校が決まります。