子どもたちのアート活動を通じて地域の賑わいづくりを目指す金沢市の新たな取り組みが、11日から始まりました。


カゴいっぱいに積まれたプラスチック製品や、テープの巻き芯。身の回りにあるものが、子ども達の手にかかれば独創性あふれるアート作品に大変身です!

金沢市宮野町で、使われなくなった保育所を活用して誕生した「子どもアート工房」。子どもたちに様々な素材に触れ発想力を育んでもらおうと、市がモデル事業として整備しました。11日は薬師谷保育所の園児21人が、市内の企業から提供された廃材などを使って、思い思いの作品づくりを楽しみました。

園児は…
「電車を作った。(Qなぜ電車?)ここが窓に見えたから」
「黄色と青色と…赤色」「楽しい!」


村山卓金沢市長は「人口がちょっと少なく、寂しくなってきている三谷地区がまた一つの楽しめる場として賑わいの場になってくれればと思う」と新たな場所の誕生に期待を寄せていました。

子どもアート工房は12月までの半年間試験的に行われ平日は幼児教育施設向けに、休日は親子でアート体験を楽しめる場として解放されます。