貨物列車にコンテナを乗せるところなど、鉄道の現場で働く人の作業を金沢市内の園児が10日、見学に訪れました。

JR貨物金沢貨物ターミナル駅を訪れたのは、金沢市の星稜幼稚園の年長組の園児23人です。

日頃から子どもたちは、園内で新幹線や駅をつくり「駅ごっこ遊び」を楽しんでいて、この中で生まれた疑問を解決してあげたいと、幼稚園がJR側に依頼し今回の社会見学が実現しました。

園児たちは、コンテナがフォークリフトで持ち上げられ貨車に乗せられるところを間近で見たり、マイナス18度に冷やされた冷凍コンテナの中に入って寒さを体験したりしました。

フォークリフトでコンテナを持ち上げ貨車に乗せる

園児「タイヤはどうやったら回るの」
JR貨物職員「タイヤのところにモーターがあって車で言うエンジン。電気をもらってモーター回してタイヤを回して動く」
園児「電車と鬼ごっこしたのが楽しかった」
園児「(冷凍コンテナ)寒かった」

星稜幼稚園では、社会見学などを通して、これからも遊びから生まれた園児たちの疑問に応えていきたいと話しています。