石川県野々市市で8日、高齢者の健康維持や認知症予防につなげてもらおうと、大学生がeスポーツの体験会を企画しました。
体験会を開いたのは白山市の金城大学で医療や福祉を学ぶ学生およそ20人です。8日、野々市市内の老人クラブなどが参加し「マリオカート」や「太鼓の達人」などのコンピューターゲームを使って対戦を楽しみました。

eスポーツは、ふだんゲームになじみのない高齢者が使用することで、脳機能の活性化や認知症予防の効果が期待されています。
参加した高齢者の1人は「やっているときは真剣。(認知症予防の)効果はあるでしょう。一生懸命画面を見てやるので」と話していました。
金城大学では、参加した高齢者の健康に関するデータなども収集し、eスポーツがもたらす効果を検証したいとしています。