能登半島と首都圏を結ぶ能登空港が7日、開港20周年を迎えます。
開港16年目となる2018年の7月7日から翌年の7月6日までの1年間は、利用者数が過去最多を更新しました。しかし、17年目以降は新型コロナの感染拡大で欠航となった期間もあり、利用者が激減しました。

一方で、去年7月7日から先月末時点の20年目の利用者数は、5日の速報値で11万9,324人。前の1年間と比較するとおよそ2倍に増え、コロナ禍前の7割程度まで回復していますが、まだ以前の水準には戻っていないのが現状です。
過疎化が進む能登で地域活性化への切り札として誕生した能登空港は、開港以来、「地方空港の優等生」として独自の取り組みが高い評価を得てきました。コロナ禍からの需要回復へ、開港21年目の課題を探ります。【動画あり】