高気圧に覆われた石川県内では、各地で朝から気温が上昇しています。津幡町のため池では、弥生時代から残る古代品種「大賀ハス」が見頃を迎え、多くの人が鑑賞に訪れています。

4日の県内は、各地で朝から気温が上昇していて午前11時現在、金沢で29.7度羽咋で29.1度となっています。

青空の下、津幡町表舟橋のため池では、2010年ごろから育て始めたハスの花が咲き始め、見頃を迎えています。池を所有する葭田和男さんによりますと、今年の開花は、例年より1週間ほど遅いということです。鑑賞に訪れた人は「ハスは見てきたけどこれは初めて。やっぱりちょっと高貴な感じがする」と話していました。

池を所有する葭田和男さん
「こうしてたくさんの人に見ていただいて、津幡町に名所ができたと言われるのもうれしい」

4日日中の最高気温は金沢で32度と真夏日となる予想で、輪島でも27度まで気温が上昇する見込みです。大賀ハスは夜明けとともに開花し、夕方にはしぼむとあって、見頃は午前中で、ハスの花は、今月いっぱい楽しめるということです。