来年春の北陸新幹線開業を控え、石川県加賀市でアウトレットモールなどの開発が計画されていることが分かりました。
県内初となるアウトレットモールやホテルなどを設けた、大型商業エリアの開発が計画されているのは、来年春に北陸新幹線の開業を控える加賀市のJR加賀温泉駅前です。ことし3月に、三重県の開発コンサルタント会社「長工」から加賀市に開発計画が示されたということで、市は6月補正予算案に周辺の道路混雑などの調査費として1870万円を計上しました。
加賀市の宮元陸市長は取材に対し「単なるこれまでの温泉観光地ではなくて、新たな商業エリアも踏まえた未来志向の楽しめる場所があるというのは、非常に大きな武器になると思う」と話しているほか、加賀市は4月に建設予定地の地権者などに今回の計画を説明しました。ことし秋ごろまでにより具体的な開発計画案がまとまる見通しです。