2022年8月の豪雨で道路が崩れ、一般車両が通行止めとなっていた、白山白川郷ホワイトロードの石川県側の無料区間が28日開通しました。

観光客が多く訪れるゴールデンウィークに間に合った開通。そこには新緑がまぶしい山の風景が広がっていました。

28日、午前10時に開通したのは総延長33・3キロのホワイトロードのうち白山市尾添の石川県側の起点から中宮料金所までの延長4・5キロの区間です。

ホワイトロードの石川県側の無料区間は去年8月の記録的な大雨で道路が崩落し去年の紅葉シーズンには一般車両の通行がかないませんでした。

白山林道石川管理事務所 平田昭生所長「応急復旧ではありますが、供用できるようになった。雪解けが早く、芽吹きも進んでいて、景色もすばらしいので、今シーズン、たくさんの皆さんに来ていただきたい」

復旧工事は現在も続けられていて80メートルの仮設道路をつくり28日は、片側通行での開通となりました。

訪れた人は「久しぶりにここを通れるので、わくわくして来ました。この後、渓流釣りが楽しみ」

新緑と川のせせらぎに包まれる道中…

「サルがちょうど橋の上に集まってきます。1、2、3、4、5匹、6匹います」

例年に比べ春先に暖かい日が続いたため、植物も例年より2週間から3週間早く咲き始めました。カタクリやニリンソウ、エンゴサクなどの花が見られます。

道路の崩落の影響を受けた中宮温泉の旅館では、去年8月以来、予約がすべてキャンセルに。

木戸旅館 野村清一代表「今、どうやらこうやら道も一方通行で通れるということで喜んでいる」

胃腸病などの湯治で知られるこちらの旅館では、5月1日の宿泊再開へ1か月ほど前から予約が入りはじめ、5月3日には、県外客を中心に8割を超える予約が入っています。

中宮料金所から岐阜県境までの有料区間については24日から除雪作業が始まり例年通り6月中旬に開通の予定ですが、2車線での完全復旧は2024年春ごろとなる見込みです。