馳知事は27日、学校に教室ではない別の部屋に登校している児童や生徒の対応にあたる専任の教員を配置すると発表しました。
石川県によりますと、県内の公立学校で2021年度、不登校になっている児童と生徒の数は小学校で794人、中学校で1595人に上ったということです。これは5年前と比べると小学生でおよそ2・8倍、中学生でおよそ1・6倍の人数で、いずれも過去最多です。

県は「校内の別室」を自宅と教室の間の“中間的な場所”と位置づけ、この場所で児童・生徒の対応にあたるため経験豊富な60歳以上を専任教員として10人配置するとし、内訳は小学校が4校と中学校が6校です。