ゴールデンウィークといえば七尾市では青柏祭と花嫁のれん展が行われていますが、今年は4年ぶりにコロナ禍前と同じ規模に完全復活するということで、地元の関係者も客足の回復を期待しながら準備を進めています。

高さ12メートル、重さ20トンの巨大な「でか山」が魅力の七尾市の青柏祭。今年は来月3日からの3日間、開催されます。

また、祭りに合わせて今月29日から来月14日まで市中心部の一本杉通りでは「花嫁のれん展」が開かれます。幕末の頃から伝わる“花嫁のれん”は、結婚する日に花嫁が花婿の家の仏間の入り口に掛けられたのれんをくぐり、新しい人生を踏み出すのが習わしです。

コロナ禍前は県内外からおよそ8万人が訪れていて、北陸放送を訪れたPR隊も期待に胸を膨らませます。

一本杉通り振興会 高澤久 会長
「今年からは感染対策もとりながらも店主の人と話を楽しんでもらいたい。能登・金沢に残る婚礼文化なので、ぜひ一目見て県外の人に楽しんでほしい」

今年はおよそ130枚の美しいのれんが町が彩るということです。