さてゴールデンウィークを前に、交通機関などの予約の状況です。

▼列車の情報
JR西日本金沢支社によりますと、今年は新型コロナウイルスの規制緩和を受けて、北陸新幹線、JR北陸線ともに指定席の予約率が前の年から大幅に増加しています。

JRの予約状況

4月13日時点の数字で、ゴールデンウィーク期間中の予約率は去年の同じ時期と比べて47%の増加。コロナ禍前の2018年と比べても9割ほどまで回復しています。

JRの予約状況について

▼高速道路
NEXCO中日本によりますと5月3日から5日までの間で、北陸自動車道では福井県内の2か所で最大10キロメートルの渋滞を予測しています。関西・名古屋方面から金沢方面へ向かう下り線では、南条サービスエリア付近で来月3日に10キロ、また4日にも5キロ程度の渋滞を予測しています。

北陸道・下り線の渋滞予測

2日間とも、午前中から昼頃にかけて渋滞が続く見込みで、早朝または夕方の利用がおすすめだということです。一方で関西・名古屋方面へ向かう上り線では、今庄インターチェンジ付近で渋滞が予測されています。

北陸道・上り線の渋滞予測

3日と4日は午前中、5日は夕方に渋滞を見込んでいてこれらの時間を避けて予定を組んだ方が良さそうです。

ちなみにこの予測、どうしてこの2か所なのかわかりますか?

渋滞が予測される場所は…

実はこちらの2か所の渋滞、いずれも「上り坂のトンネル入り口付近」で予測されています。
NEXCO中日本によりますと上り坂で知らず知らずのうちに速度が低下し、後続車が次々とブレーキを踏むことで渋滞が発生するため、速度の低下に注意を呼びかけています。

▼旅行会社の予約状況
旅行代理店・ヴァケーションによりますと、宿泊施設の予約など申し込みは去年、一昨年と比べると倍近く、コロナ禍前とほぼ同じ水準だということで行先は中部圏内が人気だということです。

旅行会社の状況

天気の心配は少しありますが、最大で9連休となる今年のゴールデンウィークを楽しみに計画を立てている人は沢山いるようでした。