全国で園児が送迎用のバスに置き去りされた事件が相次ぎ今月から安全装置の設置が義務付けられたことを受け、金沢市の認定こども園で国のガイドラインに適合した置き去り防止のシステムが公開されました。
このシステムは、バスのエンジンが切られると後部座席のアラームが鳴り、運転手がAI顔認証端末でアラームを止めることで車内点検を促す効果があります。
光こども園・川邊清光 園長
「運転した者が責任を持って確認をするということで顔認証というところが一番のポイントではないかと思って導入した」
ダイワ通信経営企画室・五天秀憲 さん
「誰でもアラームをとめられる仕組みではない顔認証ということで、確実な車内点検を促す装置になっていると考えます」
開発したダイワ通信によりますと、5月には福岡県の認定こども園への導入も決まっているということです。