春の彼岸の時期に合わせ金沢市内の寺院では江戸後期に描かれた「地獄極楽絵図」が18日と19日の2日間公開されています。

加賀藩とも深いゆかりがある金沢市笠市町の照円寺では、この寺に伝わる「地獄極楽絵図」が18日から公開されています。

照円寺 島田敬宣さん
「やってはいけないことをやってはダメだという場が今、必要だと思うので、そういう気持ちを込めてご開帳させていただいている」

「地獄極楽絵図」は江戸時代後期に描かれたとされ、幅1m、高さ2.3mに及ぶ鮮やかな色彩の絵図は全部で18枚あり、罪を犯すことを戒め、生き方の教えが込められています。

コロナ禍の影響で4年ぶりに公開される「地獄極楽絵図」は、金沢市笠市町の照円寺で19日まで公開されています。(画像:公開された絵図